「周囲からどう思われるかは気にせずに、自分のやりたいこと、興味のあることを全力で学べ」
昔の自分に伝えるとしたら、これかな。
資産運用を考えて、早い段階から投資を始めろ、とか
目先の利に囚われずに、長期的目線で考えてみよ、とか
朝起きて頭が痛い……ってなっているのは寝ている間に歯を食いしばる癖があるかもしれないから早めにマウスピースを作れ、とか
なんだかんだでドシンプルな服装が制服化できてラクでええぞ、とか
自分に伝えたいことはたくさんある。
が、一番伝えたいとしたら、「やりたいことはちゃんとやれ」これ。
今、僕は趣味をいろいろと持っている。
どれも、自発的にやっているものだ。
で、最近とくに思うのが「自発的にやっていることは、どんどん学んでいける」ということ。
よくアウトプットが大事だ〜みたいなのは世に溢れる自己啓発書などで言われていることで、確かにアウトプットは大事。
しかし、どのようにアウトプットするか?というのが、個人的に学びの根幹をなすのではないかなと最近は思う。
たとえば、"ephemeral"という英単語を覚えて、それを書き出すとする。
そのとき、
ephemeral...儚い と書き出すのか
ephemeralは儚いという意味。じゃあ、この単語ってどう使えばいいんだろう?と考えて、文章を作ってみる。
Ephemeral moments are like bubbles in the water. By the time you notice them, they've popped and gone...
といった具合。
両者の何が異なるかと言うと、インプットしたものを、そのまま吐き出すのか、使い方を考えて吐き出すのか、という点。
インプットしたものというのは、基本的に何かしら使い方があるはず。
どうやって自分なりに調理してやればいいか?と考えると、本当の学びにつながると感じている。
私はそのことに気づいたのが、30代に入ってからだった。
昔の自分がそのことに気づいていたら……と思わないでもないけど、すくなくとも気づけたことには感謝しているし、気づいてからは学ぶことが以前よりも楽しくなっている。
そう考えると、やはり、今を全力で、"自分のやりたいこと、興味のあることを全力で学ぶ"のが大事なのだと思う。