今回のタイトルについて、苦手だったもの→今は好きなもの、という順番で考えてみた。
まずは、食べ物について、なにかあるかなと考えてみた。
しかし、あまり食の好みは変わっていないように思う。
苦手から普通に変化したものはそれなりにあるけれど、好きと言うまでに変化したものは、パッと思いつかなかった。
で、考え方を変えて、今好きなもの→昔は苦手だったものはないか考えてみた。
この方向で考えてみると、今は数学を好きになったが、昔は苦手だった。
苦手というか、自分から避けていたように思う。
今思うと、もったいないなあと感じる。
自分のことを"文系"とラベリングして、わざわざ理系分野から自分を遠ざけていたのだ。
これは、本当にもったいないことだったと思う。
長じた今は、知ることを避けずに、なるべく興味を持つように努めている。
色んなことを知ることは、僕にとって遊べるオモチャが増えるようなものだ。
様々な考え方に触れることで、自分の世界を広げることは可能だと思う。
そういった意味で、昔は苦手だったけど、今はどうかな?と、改めて試してみるのも、いいのかもしれない。
ちなみに、今回の記事で触れた"自分を遠ざけている"のくだりは、森博嗣先生のエッセイを読んでいて、自分にもそんな時期があったな──と思ったのがきっかけで書きました。
森先生の考え方が好きでエッセイをよく読むけれど、読むたびに不思議とスッキリする。
もしかしたら、僕は俯瞰したものの見方というのが好きなのかもしれない。