好きな"もの"について書くと決めてから、ふと思った。
好きな"こと"と好きな"もの"って、別物だよな……?と。
例えば、読書は好きな"こと"で、本は好きな"もの"。
"もの"は、基本的に質量を持っているもので、
"こと"は、行動といった、形を持った物質として観測できないもの……?
仮にこの定義でいいならば、自分の中でどんな"もの"をつい手にとってしまうかを考えてみればよさそうだ。
なぜならば、無意識化で"自分はこれ(こっちのほうが)が好き"と判断を下しているから。
ふと思いついたのは、スイーツ。
コンビニやスーパーに行くと、シュークリームを売っているのを見かけると思う。
私は、ついダブルクリーム(ホイップクリームとカスタードクリーム)の方のシュークリームを選んでしまう。
いや、ホイップクリームとカスタードクリームのどちらか好きな方を選べと言われたら、私はカスタードクリームを選ぶんです。
しかし、シュークリームに限って言えば、なぜかダブルクリーム──ホイップクリームとカスタードクリームの二種が入っている方を選んでしまうんですね。
なんか……好きなんですよねえ。
ここ最近は、考えがあっちこっちへ行くことを許し、思うがままに書いていたので、急に話が飛んだりすることも多々ありましたが──
今日はタイトルに沿って記事を書くことができた。
ちなみに、つい──とか、なぜか好きな──で思い出した本が、ファストアンドスロー。
これは名著です。
認知心理学に興味を持って、手に取った本でしたが、面白い。
訳も読みやすくて、本そのものの内容も相まってとても楽しく読めて、しかも多くのことを学べた本でした。