日本語は、オノマトペに始まり、微妙なニュアンスを表現できる言語であることは周知の事実だと思う。
よく例で挙げられるのが、お腹の痛みで、
キリキリ痛むのか、シクシクなのか、チクチクなのか、人によってはジンジン、ヒリヒリなども使うだろう。
そんな日本語でも、この感覚はどう表現すれば……となることもある(単純に私の語彙力不足)。
たとえば、「手を太ももの間に挟んだとき、なんか安心する感覚」。
これをどう表現しようか?
一言で表現できるのだろうか……。
この感覚は、共感してくれる人は多いと思う。たぶん。
おっと、今の「この感覚」は、「手を太ももの間に挟んだとき、なんか安心する感覚」のことであり、「一言で表現できるのだろうか……」に含まれる「できるのかい!できないのかい!どっちなんだい!!」という疑問の提起に対するものではありません。
そもそも、なぜ「手を太ももの間に挟んだとき、なんか安心する」のかを考えてみよう。
まず、適度な圧迫感が手に与えられて、これが気持ち良い?
または、内転筋を中心に大腿四頭筋およびハムストリングスに手のぬくもりを伝えることで脚の血流がよくなり、これが安心感につながる?
うーん、、、。
Weighted blanketなども世に発売されているくらいですし、適度な圧迫感を与えることは気持ちいいことなのかもしれませんね。
さて、なんて言うんだろ?と不思議に思うことって意外とありますよね。
私が今気になっている本に、『翻訳できない世界のことば』というのがあります。
日本語→外国語に訳すのが難しい言葉もたくさんあれば、逆も然りですよね。
色んな言葉を知るのが楽しいという人には、こういった本が刺さるのではないでしょうか。
そのうち購入したい一冊。